相続した土地の境界がわからない!売却前に確認しておきたいポイント
2026/08/27
「親から土地を相続したけれど、どこからどこまでが自分の土地なのかわからない」
相続した土地について、このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
特に、昔から所有している土地や古い戸建が建っている土地では、
境界を示す杭やプレートが見つからなかったり、現在の状況と昔の資料が一致していなかったりすることもあります。
土地を売却する際、境界は重要な確認事項のひとつです。
今回は、相続した土地の境界がわからない場合に、売却前に確認しておきたいポイントについて
不動産会社の視点からわかりやすくご紹介します。
そもそも「土地の境界」とは?
土地の境界とは、簡単にいうと**「自分の土地と隣の土地との境目」**のことです。
現地では、境界杭や金属プレートなどの「境界標」によって示されていることがあります。
しかし、長い年月の間に境界標がなくなっていたり、塀やフェンスがあるため「ここが境界だろう」と思っていても
実際の境界とは異なっていたりするケースもあります。
そのため、見た目だけで判断するのは注意が必要です。
まずは手元の資料を確認してみましょう
境界がわからない場合、まず確認したいのが土地に関する資料です。
法務局では「公図」や「地積測量図」などを確認できます。
また、過去に測量を行っている場合は「確定測量図」などが残っていることもあります。
ただし、古い土地の場合には地積測量図が備え付けられていなかったり、
資料だけでは現地の境界を明確に判断できなかったりすることもあります。
「図面があるから大丈夫」とは限らないため、売却を検討する際には現地の状況とあわせて確認することが大切です。
境界がわからない土地でも売却できる?
境界が確定していなければ絶対に売却できない、というわけではありません。
ただし、買主から境界の明示を求められたり、売買の条件として測量が必要になったりするケースがあります。
また、境界が曖昧なまま売却すると、後から
「塀が隣の土地にはみ出していた」「認識していた境界と違っていた」
といったトラブルにつながる可能性もあります。
そのため、売却を検討し始めた段階で境界の状況を確認しておくことをおすすめします。
測量が必要になったら誰に相談する?
土地の境界を専門的に調査・測量するのが土地家屋調査士です。
必要に応じて現地を測量し、法務局の資料などを調査したうえで、隣接する土地の所有者との境界確認を進めます。
境界を確定する場合には、隣地所有者に立ち会ってもらい、双方で境界を確認する作業が必要になることもあります。
そのため、測量にはある程度の期間がかかる場合があります。
「売ることが決まってから調べればいい」と考えるより、早めに確認しておくと売却をスムーズに進めやすくなります。
隣地との境界について意見が違う場合は?
相続した土地では、所有者本人がこれまで土地を管理していなかったため、隣地との過去の経緯を知らないこともあります。
たとえば、
* 境界だと思っていた場所について隣地所有者と認識が違う
* 塀やフェンスが境界を越えている可能性がある
* 昔の測量資料と現在の状況が違う
といった問題が見つかることもあります。
こうした場合、自分だけで判断したり話を進めたりせず、土地家屋調査士や不動産会社などの専門家へ相談することが大切です。
相続した土地は「売る前」の確認が大切です
相続した土地について、
「境界がどこかわからない」
「測量したことがあるのかわからない」
「そもそも何の資料を確認すればいいかわからない」
という状態でも、珍しいことではありません。
大切なのは、売却することが決まってから慌てるのではなく、早めに土地の状況を把握しておくことです。
当社では、相続した土地・戸建の売却や空き家に関するご相談を承っております。
必要に応じて土地家屋調査士などの専門家とも連携しながら、売却までの流れをサポートいたします。
「相続した土地があるけれど、まず何から始めればいいかわからない」という段階でも大丈夫です。
相続不動産についてお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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