相続した不動産を高値で売るためのリノベーション戦略〜ムダなく、損せず、価値を上げるコツとは?〜
2025/10/19
こんにちは!今日は「相続した不動産をどうすれば高く売れるか?」というテーマの中でも、最近特に注目されている「リノベーション戦略」について、お話しします。
実家を相続したけど古くてボロボロ……
このまま売ったら安く買い叩かれそう……
かといって、リフォームやリノベにお金をかけすぎて損したら本末転倒……
そんな不安を持っている方、多いのではないでしょうか?
実は、ちょっとした工夫や投資で「見違えるほど高く売れる」ケースは少なくないんです。
この記事では、相続不動産を売却する前に知っておきたい「リノベーション戦略」を、完全初心者向けにステップ形式でご紹介します!
そもそも「リノベーション」って何?
まずは基本から。
よく「リフォーム」と「リノベーション」が混同されがちですが、ざっくりこんな違いがあります。
リフォーム 壊れた箇所や古くなった部分を“元に戻す”
リノベーション 住まいの価値を“グレードアップ”させる
たとえば、壁紙を張り替えるのは「リフォーム」ですが、間取りを変えて使い勝手の良い空間にするのは「リノベーション」です。
相続不動産の場合、築年数が古かったり、設備が時代遅れになっていたりするので、「ちょっとの工夫+投資」で**“物件の魅力を最大化”するリノベ**が効いてくるんですね。
高く売れる家の共通点とは?
いきなりですが、中古不動産を買う側の立場になって考えてみましょう。
たとえば、以下のような家があったらどう感じますか?
昭和感のある和室だらけ
壁紙が黄ばんでいる
キッチンやお風呂が古臭い
暗くてジメッとした雰囲気
…正直、あまり買いたくないですよね。
逆に、こんな家ならどうでしょう?
白を基調とした明るいリビング
開放的なLDK
収納が充実
キッチンや水回りがピカピカ
それだけで「ちょっと高くても、ここに住みたい」と思わせる力があります。
つまり、内装や設備の見た目・印象が価格に大きく影響するということ。
リノベで価値が上がるのはこんな家!
もちろん、すべての家がリノベすれば高く売れるわけではありません。
以下のような条件に当てはまる場合は、リノベの効果が出やすいので検討の価値アリです。
✅ 立地がいい
駅から近い、周辺環境が便利など、もともと条件が良いエリアなら「中がキレイ」なだけで価値が跳ね上がることも。
✅ 古くても構造がしっかりしている
築30年以上でも、柱や基礎が丈夫であればリノベ向き。特に鉄骨造やRC造は耐久性があります。
✅ 土地の価値が高い
建物が古くても、「土地」が高値で評価されていれば、リノベ後の物件も高値で売れる可能性大。
どこを直せば効果的?「リノベで押さえたい5つのポイント」
初心者が悩みがちなのが、「どこまでやるべきか?」ということ。
実際、フルリノベは数百万円〜かかるので、やりすぎると赤字になります。
そこで、最低限ここだけは押さえておきたい!というポイントを5つ紹介します。
① 水回り(キッチン・浴室・トイレ)
購入希望者が最もチェックするポイントです。
古い設備をそのままにしておくと敬遠されがち。全部を新品にしなくても、「クリーニング+部分交換」で印象UPが狙えます。
② 壁・床の張り替え
古いクロスや畳は「昭和感」が出やすく、部屋が暗く見えがち。
白系のクロスに張り替えるだけで、部屋全体が広く明るく見えます。
フローリングも、古い色合いを変えるだけで雰囲気がガラッと変わります。
③ 和室→洋室への変更
今の若い世代やファミリー層には「畳離れ」が進んでいます。
古い和室は1部屋だけ洋室に変えるだけでも評価が高まることが多いです。
④ 間取りの見直し(可能なら)
壁を抜いてLDKを広く見せたり、収納を増やしたりすると「住みやすさ」が上がります。
大がかりな工事になる場合はコストと効果のバランスを検討して。
⑤ 玄関・外観の印象UP
第一印象はとても大事。
玄関扉や外壁の塗装、ポストや表札などを整えるだけで「管理されてる感」が出ます。
気になる予算感。どれくらいかければいい?
簡易的な内装リノベ(壁・床・水回りの一部交換など)であれば、50万〜150万円くらいが目安。
逆にフルリノベ(間取り変更・設備一新など)になると、300万〜700万円というケースも。
「そこまでお金かけられない…」という場合でも、10万円以内で印象アップできるポイントリフォームはたくさんあります。
自分でやる?プロに頼む?リノベの進め方
■ プロに任せる場合
不動産会社やリノベ専門会社に相談すれば、売却までの段取りを一括で任せられるプランもあります。
最近は「リノベしてから販売するプラン(売主負担)」や、「買主が自由にリノベできるように、最低限だけ整える」など柔軟な提案が可能です。
■ 自分で進める場合
DIYや個別業者に発注して費用を抑えることもできますが、時間と手間がかかるため、余裕がある方におすすめ。
注意点としては、建築基準法や自治体の条例に引っかからないように。構造部分をいじる場合は必ず専門家に相談しましょう。
大切なのは、「売却価格 − リノベ費用 = 手取り額」で見ること。たとえば、200万円かけて300万円高く売れるなら+100万円となります。
「売却前に手を加える」か「現状のまま売る」か、プロによる無料査定や売却戦略の提案を受けながら考えてみましょう。
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